自社製品や店舗のLINE公式アカウントを運営する際に、「LINEで配信できるコンテンツっていったい何種類あるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。そこで今回の記事では、LINE公式アカウントの管理画面(Line Official Account Manager)で配信できるメッセージのコンテンツ種類について解説します。メッセージ配信できるコンテンツは10種類管理画面で「メッセージを作成」をクリックすると新規作成画面が表示されますが、メッセージ入力欄の上(上記キャプチャ画像の赤枠部分)にあるのが、配信可能なコンテンツの種類です。合計10種類あり、1メッセージにつき1コンテンツを送信できます。かつ、一度の配信で最大3つまでのメッセージを配信可能です。コンテンツの種類は、左から順に下記の通りとなります。テキストスタンプ写真クーポン(ツール>クーポンにて作成必要)リッチメッセージ(メッセージアイテム>リッチメッセージにて作成必要)リッチビデオメッセージ(メッセージアイテム>リッチビデオメッセージにて作成必要)動画ボイスメッセージリサーチ(ツール>リサーチにて作成必要)カードタイプメッセージ(メッセージアイテム>カードタイプメッセージにて作成必要)テキスト、スタンプ、写真、動画、ボイスメッセージに関しては「メッセージを作成」画面でそのまま入力またはデータを選択可能ですが、それ以外のコンテンツに関しては別の画面で予め作成しておく必要があるので注意しましょう。上記コンテンツのうち、本記事ではLINE公式アカウントならではのコンテンツである下記について詳しく見ていきます。なおリサーチについては、「LINE公式アカウントのアンケート(リサーチ機能)で何ができる?」にて詳しく説明していますので、興味のある方はご覧ください。クーポンリッチメッセージリッチビデオメッセージカードタイプメッセージクーポン友だちにメッセージ配信で配布するクーポンは、LINE公式アカウント管理画面左側のメニュー「ツール」より「クーポン」を選ぶことで簡単に設定可能です。クーポン名、有効期間、画像、利用ガイドを設定できる他、抽選にするかどうか、使用可能回数を1回のみにするか/上限なしにするか、などの項目も詳細設定で設定できます。リッチメッセージリッチメッセージは、LINE公式アカウントの配信コンテンツの中でも代表的なコンテンツです。テキストのみ/画像のみの配信よりも視覚的インパクトがあり目に留まりやすいので、キャンペーンなどここぞという時に使うと効果的です(LINEポイントクラブについてはこちら)。リッチメッセージはLINE公式アカウント管理画面の左側メニューの「メッセージアイテム>リッチメッセージ」から作成します。通常の画像アップロードとは違い、下記のメリットがあります。リンク、クーポン、テキストを設定できる通常の画像に比べて横幅が大きく、画面目一杯に表示できる応答メッセージのキーワードと一致したテキストを設定すれば、自動返信も可能画像のテンプレートとサイズについても簡単に説明しましょう。テンプレートは上記9つあります。正方形のテンプレートは1040px × 1040pxで、左端のカスタムだけ幅1040px × 高さ520~2080pxとなります。画像サイズがファーストビューに収まらない場合、インプレッション(表示回数)が正しく測定されない場合があるので、あまり縦長にし過ぎない方が無難です。リッチビデオメッセージリッチビデオメッセージ(しまむらのLINE公式アカウントはこちら)は、配信した動画がチャット(トークルーム)上で自動再生され、再生終了後に任意のアクションを促せるメッセージ配信機能です。 アクションボタンテキストとして、「詳細はこちら」「インストールする」「購入する」などの他、任意のテキストを設定することも可能です。通常の動画配信と違う点は、チャット画面に表示される動画サイズです。縦型/横型/正方形など、さまざまな比率に対応しており、縦型動画ならトーク画面を専有するリッチな見栄えが可能です。ちなみに動画をタップすると、上記画像の右側のキャプチャのように背景なしで動画が再生されます。リッチビデオメッセージは、配信された動画が自動再生されるため、メッセージを受け取ったユーザーがチャット内で動画を閲覧できるのもメリットです。カードタイプメッセージ複数のコンテンツを、カルーセル形式でまとめて送信できるメッセージ形式です。ユーザーが右から左にスワイプすることで、隠れたカードを見ることができます。カードタイプメッセージには合計4種類のテンプレートがあり、目的や用途に応じて最適なタイプを選択しましょう。上記キャプチャ画像のFrancfranc(LINE公式アカウントはこちら)の場合、「プロダクト」のテンプレートを使用しています。複数の関連商品を同時に見せたい時にマッチするテンプレートです。まとめ以上、LINE公式アカウントの管理画面(Line Official Account Manager)で配信できるメッセージのうち、LINEならでのコンテンツについて解説しました。LINE公式アカウントは配信できるコンテンツの種類が多いため、「今回はどのコンテンツで送ろうか?」と迷ってしまうこともあると思います。その中でもリッチメッセージとカードタイプメッセージは非常にインパクトのある見せ方が可能なので、ぜひキャッチコピーや写真、デザインに力を入れてみてください。なお、LINE公式アカウントの運用ツールである「TSUNAGARU」を使うと、より自由なカスタムレイアウトのメッセージ配信や、セグメントに合わせたコンテンツ配信も可能です。こちらから資料もダウンロードできますので、気になった方はぜひご覧ください。