LINE公式アカウントのリッチメニューには、LINE公式アカウントの管理画面(Line Official Account Manager)ではできないことがあります。例えば、下記の設定です(※2023年9月末現在)。リッチメニュー複数タブの切替リッチメニューに設定できるエリアの数を7個以上設定セグメント毎にリッチメニュー出し分け(例:会員と非会員で異なるリッチメニューを表示する)リッチメニューにアンケートを設置ではこうした機能にどんなメリットがあり、どうしたら設定できるのかを説明していきます。皆さんのLINE公式アカウント運用にもきっと役立つはずです!リッチメニュー複数タブの切り替えリッチメニューに複数タブを使用するメリットは、上記の自動車メーカー「アウディ」のLINE公式アカウント(友だち登録はこちら)のように、商品を「購入前(検討中)」「購入後(オーナー)」で伝えるメニューの内容を変えられるということです。商品を購入する検討段階で必要な情報と、購入後に必要な情報は異なりますので、一つのタブにそれぞれの情報を詰め込むよりも、見る側にとってはスッキリと見やすく役に立つでしょう。リッチメニューに設定できるエリアの数を7個以上設定「デザイン初心者でもOK!リッチメニューのデザインを始めよう」でもお伝えしましたが、LINE公式アカウントの管理画面で設定できるリッチメニューの分割エリアは最大で6つまでです。かつ、管理画面で大・小合計12パターンの中から選ぶ形です。従って、例えば先ほどのアウディのLINE公式アカウントにある、2つのタブの項目を1つにまとめて表示する、ということはできないわけです。東京都渋谷区のLINE公式アカウント(友だち登録はこちら)では、8つのエリア(+2つの小さなリンク)に加え、4つのタブでメニューが切り替わるようになっています。公共サービスのようにメニューが多くなりがちな場合は、リッチメニューのエリアを自由に設定できたり、タブ切り替えがあるとより利便性が高まると言えます。セグメント毎にリッチメニュー出し分け非会員と会員、性別、住んでいるエリアでリッチメニューを切り替えるなど、いわゆるリッチメニューの出し分けに関しては、友だちの属性によって最適な情報を表示できるという点で、非常に効果的です。企業のLINE公式アカウント側が友だちの属性を認識できていることで、的外れな情報が届かなくなるので、友だちのブロック率も減る可能性があります。ちなみに自社の会員情報とLINEのUID(ユーザーID)を紐づけることを、ID連携と言います。これによってリッチメニューの出し分けだけでなく、会員向け/非会員向けにそれぞれ最適化した配信を行うこともできます。詳しくは「LINEのID連携とは?デメリットとメリットを合わせて紹介!」の記事もご覧ください。リッチメニューにアンケートを設置アンケートはメッセージ配信で行うこともできますが、他の配信が続くとスクロールしなければ見えなくなってしまいます。その点、リッチメニューにアンケート導線を表示しておけば、見る人はいつでも好きな時にアンケートに回答できます。また、アンケートは商品開発の情報収集等のために行うだけでなく、友だちに楽しんでもらう仕掛けとして利用することもできます。それが上記キャプチャ画像の、バンダイのLINE公式アカウント(友だち登録はこちら)の「リッチメニューの着せ替え」です。アンケートで好きなキャラクターを選ぶと、そのキャラクターが反映されたリッチメニューに切り替わるというものです。LINEのトークルーム背景の着せ替えのように、リッチメニューも自分好みにできるのはきっと友だちに喜ばれるでしょう。その他のアンケート活用事例については、「大手企業のLINE公式アカウント「アンケート活用事例」を参考にしてみよう」もぜひご覧ください。リッチメニューのカスタマイズならTSUNAGARUがお薦め!以上、LINE公式アカウントの管理画面(Line Official Account Manager)では現状できない、リッチメニューのカスタマイズをするメリットについてお伝えしましたが、こうしたことを低価格で全て実現できるのが株式会社デジタルシフトの「TSUNAGARU」です。リッチメニューの出し分けやアンケートの利用に関しては有料のスタンダードプランからになりますが、リッチメニュー複数タブの切り替えなら月額費用無料のフリープランでもお使いいただけます。ぜひこちらより資料をダウンロードの上、お試しください。