LINE公式アカウントを運営する、企業や店舗の事例をチェックするシリーズの記事をお届けします。今回は、お菓子を製造・販売する企業のリッチメニューを調べてみました(※本記事は2023年10月24日時点のものです)。以前の記事「業界別!友だち数の多いLINE公式アカウントのリッチメニュー紹介」では業界のリッチメニューを紹介しましたが、今回はどんな気づきがあるでしょうか。Minimal現在東京に3店舗を構え、チョコレートやガトーショコラなどケーキのオンライン販売を行う「Minimal -Bean to Bar Chocolate-」のリッチメニュー(友だち登録はこちら)は、「今週のおすすめ」「JOURNAL(読み物)」「メインメニュー」)3つのタブに分かれています。「今週のおすすめ」ではクリスマスケーキや定期便を、「JOURNAL」ではおすすめ記事を、メインメニューでは店舗アクセスや会員登録導線などを設置。他のリッチメニューと比較すると導線の数は多いのですが、3つのタブに整理されて格納されているため、非常に見やすく機能的な印象です。遷移先の読み物や商品詳細ページもきちんと作り込まれており、上質でこだわりのある商品作りを行なっている姿勢が伝わってきます。ゴディバベルギーに本社を置く国際的なチョコレートメーカーの「ゴディバ」(友だち登録はこちら)のリッチメニュー。会員証やモバイルオーダー、ギフトといった導線が並ぶ中、ちょっと目を引くのが「ゴディパン整理券」。東京・有楽町にあるGODIVA Bakery ゴディパン本店の翌日入場整理券をここから受け取れるというものです。コロネやカレーパンなどの人気商品を狙っているゴディバファンやパン好きは注目ですね。ハーシーズアメリカ最大手のチョコレート製造会社である「ハーシー」(友だち登録はこちら)のリッチメニュー。デザインと色は、まさに板チョコそのものといった趣。構成は4分割でとてもシンプルです。ロイズ北海道のチョコレート工場で高品質なチョコ作りを続ける「ロイズ」のリッチメニュー(友だち登録はこちら)。ブランドカラーの紺色ほぼ1色と非常にすっきりした印象で、ID連携によって、スムーズに買い物できるメリットを大きく訴求しています。不二家明治創業の老舗洋菓子メーカー「不二家」のリッチメニュー(友だち登録はこちら)。CMギャラリー、壁紙カレンダー、店頭受取といった導線が並んでいる中、VOOMへの導線が目立つように設置されており、LINE公式アカウントならではといった印象です。江崎グリコ大阪の老舗食品メーカー、江崎グリコのリッチメニュー(友だち登録はこちら)。11月11日が「ポッキー&プリッツの日」とのことで、リッチメニュー全体が「#ポッキーバトンチャレンジ」キャンペーンページへの導線となっています。キャンペーンのプラットフォームはTikTokとInstagramなので、LINE公式アカウントではその告知に振り切っています。リッチメニューのデザインというと、つい分割しなければいけないと思い込みがちですが、割り切った使い方も時には新鮮です。まとめ以上、今回はお菓子やチョコレートに関連した、6企業のLINE公式アカウント・リッチメニューをご紹介しました。今回チェックした中では、一番最初にご紹介した「Minimal」が最も作り込んだリッチメニューを用意していました。今後もまた、今回とはさまざまな業界のLINE公式アカウントを紹介していきますのでお楽しみに。タブ切替やセグメント毎のリッチメニュー出し分けなど、より柔軟なリッチメニューの運用に興味がある皆さんには、株式会社デジタルシフトの「TSUNAGARU」を試していただきたいです。こちらから資料をダウンロードしてみてください。